 「リト・イ・へオグラフィア・デル・カンテ」コレクション
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フラメンコ史上最高の作品とされる「リト・イ・へオグラフィア・デル・カンテ」がニューエディションで再発売される。再編・リマスターされ、イメージ・映像ともに質の向上が図られている。DVD・書籍の1セットで、アーティスト・パロ・スタイルの地理的関係など、様々なインフォメーションを含んでいる。
フラメンコの専門家からもフラメンコの最高のプログラムと称される「リト・イ・へオグラフィア・デル・カンテ」が1971年から1973年にかけてTVE(スペインテレビ放送)で放送された。
このプログラムではアンダルシアのみならず、スペイン全土のアーティストのカンテ、バイレ、トケ、更にはその芸術観などを収録・放送するに至った。当時の著名なフラメンコ学者の協力を受けている。
2005年の終わりになって、リト・イ・へオグラフィア・デル・カンテ」がより充実し戻ってきた。改良・リマスターされ、音質・映像ともより質の高いものとなっている。
全24巻に及ぶコレクションで、TVEが2シーズンにわたって放送した内容がすべて収録されている。今回目新しいのは DVD・書籍の1セットとなっていることと。書籍にはアーティストやフラメンコパロについての詳細なインフォメーションが織り込まれている。
ピュアなフラメンコがここに
この収録は70年代後半の、ちょうどヒタノ(ジプシー)の伝統的な生活様式が失われつつある時期と重なった。この時期にフラメンコはタベルナ、個人宅、コルマオやベンタ(家の種類)から生まれた自然発生的性質の殻を抜け出ることとなる。この意味ではこのプログラムは失われたフラメンコの軌跡と言えよう。
その当時から有名だったフラメンコアーティスト達は、現在伝説的な人物となっている。ティア・アニカ・ラ・ピリニャカ、ディエゴ・エル・デル・ガストール、ベニ・デ・カディス、フアン・タレガ、トマス・トレ、アントニオ・ピニャナ・パドレらがその例だ。また以前は無名であったにもかかわらず現在ではマエストロと称されるまでとなったアーティストには、マヌエル・ソルデラ、カマロン、メネセ、レメディオス・アマヤなどが挙げられる。
各章では各時代のフラメンコ‐パロ、アーティスト、フラメンコファミリー-が特集されている。ファジャやロルカとフラメンコ、ギター、フェスティバル、女性のカンテやジプシー(ヒタノ)などの単独で特集されている章もある。
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