| フラメンコを始めるのに肌の色やアンダルシア人やジプシー、真のフラメンコ通である必要はない。フラメンコは誰のものではない。スペインのアンダルシア地方で誕生したが、この地方以外に優れたアーティストがいない訳ではない。スペインにはアンダルシア出身でない一流のフラメンコアーティストたちがいるし、他の国でも優れたアーティストが誕生し始めている。フラメンコは全世界に達するために国境を越え、誰でも感性で理解し、楽しめるようになれる。心で聴き、歌い上げられる音楽スタイルであり、その感情を定義するために抽象的で詩的な独自のボキャブラリーが用いられる。ドゥエンデ(魅惑)、アンヘル(愛嬌)、ケヒーオ(うめき声、悲しげな声)、オンドゥーラ(奥深さ)といった言葉に馴染む必要があるだろう。 |
| バイレを始める |
ガルボ(優雅さ)、グラシア(愛嬌)、ドゥエンデ(魅惑)はバイレの主な特質である。フラメンコ舞踊は機械的ではないことをはっきり理解しておかなければならない。バイラオールは技術をはるかに超えて表現でき、即興と創造を行うための能力を発展させなければならない点にダンサーとの違いがある。これらの要件を満たしたとき、踊り手それぞれが独自で、無二の存在となるのだ。
一般にフラメンコ舞踊は足の動き(サパテアード、プンテアード、パテオ)と体の動き(ねじり、揺れ、震え)、腕(ブラセオ、手、指)の動きが含まれる。即興と創造にに基づく個別の舞踊として定義され、大変な集中力を要し、小さなスペースで踊られる。それにバイレはカンテ、トーケと切り離せない。フラメンコは一定の振付けルールによりかなり違いのあるパロ(曲)から成っている。バイレのドラマ的性質によってホンド(“奥深い”という意、ソレア、シギリージャ等)、フェスティボ(フィエスタ向き、アレグリアス、ブレリア、タンゴ等)、あるいは大衆舞踊(セビジャーナス。ファンダンゴ等)に分類される。
現在劇場では伝統的なフラメンコを踊る習慣は失われつつあり、フラメンコ風、もしくはフラメンコ-フュージョン風の振付で踊られている。また女性舞踊と男性舞踊の間の近寄りもある。 |
| フラメンコギターを始める |
フラメンコのトカオールはクラシックギターとは全く違う技術を持つ。まず台を用いずに右腿に楽器を置いて持つことから始まる。カンタオールと合わせるため、セヒージャ(カポタスト)を用いることにも違いがあり、その使用でフラメンコらしい音が出せるとも言われる。だが一番の違いはギターにあるのではなく、聴覚、直観で弾くギタリストにあり、常に思いつくままに即興、ファルセータを弾くのである。
ギターを弾く際の2つの伝統技術はプンテアードとラスゲアードである。他にもトレモロ、箱を叩くことや、ピカード、アルペジオなどがある。
19世紀にギターがカンテに伴うようになってから20世紀半ば過ぎまでは、伴奏がギターの使命であった。だが徐々に大事な役割を果たすようになり、独自性を主張してトカオールはカンタオールと同じ地位に置かれるようになった。ソロとして独立したギタリストたちもいる程である。また現在ではより速く演奏される。 |
| ライブでフラメンコを見る |
スペインでフラメンコの活動が最も盛んな場所はマドリッドで、数年前から定期的に注目のアーティストを集めてのイベント、フェスティバルが開催されている。フラメンコ・フェスティバル、マドリッドの夏フェスティバル、フラメンコサミットらがその一例である。
またアンダルシア地方でも定期的にフラメンコ祭が開催される。中でも質の高さからして次の2都市でのフェスティバルが目立っている。ひとつはセビージャで1年おきに開催される“ビエナル・デ・アルテ・フラメンコ”や、コルドバに3年おきに開催される、“トリエナル・フラメンコ”である。
アンダルシア地方以外で最も重要なイベントは、毎年夏にムルシアのラ・ウニオンで開催されるラス・ミナス・カンテフェスティバルであり、これはレバンテのカンテ、具体的には鉱山カンテの祭典である。
マドリッドとバルセロナもまた幅広いフラメンコの劇場公演がある他、コンサートルームやバルでのライブ公演もあるが、常時行われているわけではない。だがタブラオでは年間を通じてショーが行われるが、出演アーティストやクオリティは様々である。
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読む、観る、聴く
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踊りを習い始める
レオタード、スカート、ペリコン、フラメンコ教室探しは想像以上に簡単。テクニックを学び、踊りにドゥエンデ(魅惑)を盛り込もう。 |
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マドリッドでフラメンコを楽しむ
マドリッドはフラメンコの本場で、教室、タブラオ、タベルナ、バル、フェスティバルの数も多い。マドリッドのフラメンコ情報。
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最適なファルダを選ぼう
ファルダ(スカート)はスタイルを作り、動きを強調するもの。最適なファルダを選ぶためのヒント。
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